手のシミ取り ~2つのステップ~

「手の年齢は隠せない」
こんな言葉を耳にすることがあります。
顔や首の次に気になるのが、「手」ではないでしょうか。

 


 手のシミの特徴


手のシミを気になされている方はとても多いと思いますが、ご相談の件数で言えば、顔のシミほどは多くありません。とは言え、私の前職場である木沢記念病院の時代から数えてみると、それなりの数の治療を行ってきました。

にもかかわらず、ネット上でも意外なことに、手の甲のシミ取り治療に関する情報をあまり見かけることがありません。そこで以下では、私の過去の経験も踏まえて、手の甲のシミ取り治療について、少し詳しくご説明していきたいと思います。

まず、『手の甲のシミ取り治療』の特徴をご紹介します。

顔のシミとの比較では、

(1)手のシミは角質が厚いケースが多い
(2)レーザー治療では、色素沈着が高率に出て、しかも長引く

ということが言えます。

順に詳しく解説します。


(1)手のシミは角質が厚いケースが多い
多くの方の手の甲のシミは、やや盛り上がっています。これは角質が厚くなっている結果です。角質が厚いと、レーザーの効果が皮膚の奥まで届きにくくなります。結果として、レーザーの治療回数が増えることになります。

(2)レーザー治療では、色素沈着が出やすく、しかも長引く
Qスイッチルビーレーザーを使用して、顔面のシミを治療した場合、色素沈着が出る確率は45%というデータがあります。正確な数字は分かりませんが、手足のシミの場合では、この色素沈着が出る確率はさらに高くなります。そして、一度出た色素沈着が消えるのに、1年ぐらいかかることも多く経験します。



 手のシミの治療方法


以上の特徴から、「顔のシミ治療」より、結果を出しにくい、簡単に綺麗にならないのが、「手の甲のシミ治療」です。これらの経験から、みかこクリニックでは、手の甲のシミ取り治療については、以下のようなの施術プランをお勧めしています。


【Step1】まずはフォトナ『ミラーピール』で角質を薄くする。

【Step2】角質が取れた頃に(2週間後を目安)、光治療器「アイコン」でシミを薄くする。


フォトナ『ミラーピール』で角質を削った直後の写真です。
白くなっている部分が、エルビウムヤグレーザーを照射した部分です。
(『ミラーピール』について、詳しくは⇒こちらです。

 

『ミラーピール』によって角質を薄くすることで、次に照射するアイコンやレーザーの効きが良くなり、出力を無理に上げる必要が無くなります。すると、色素沈着が出る確率も下げることができます。ミラーピールで角質を削った後、Qスイッチルビーレーザーやピコシュアを照射しても良いのですが、Qスイッチルビーレーザーでは、色素沈着が出る確率が高くなりますし、ピコシュアでは治療費が高額になってしまいます。そのため、光治療器である「アイコン」を一番に推奨しています。

『アイコン』は光治療器の中では、非常に切れがよい=シミが取れやすい治療器です。レーザー照射で色素沈着が長引いて、結局、綺麗ではない期間が長引くより、アイコンで定期的に薄くして、良い状態で過ごした方が快適だろうというのも、アイコンを一番にお勧めする理由です。

手の甲のシミが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
カウンセリンにて詳しくご説明します。



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