二の腕のぶつぶつ(毛孔苔癬)治療

いわゆる「二の腕のぶつぶつ」と呼ばれる『毛孔苔癬』を、ダーマペン+ピーリングで改善する施術です。施術を受けたスタッフも改善が素晴らしく、長年の悩みから解放された!と、とても喜んでいました。

『毛孔苔癬』とは、皮膚の毛穴に、過度に角化した発疹のようなぶつぶつが出来ている状態のことです。角質の処理なら、フォトナのエルビウムヤグレーザーによる『ミラーピール』が大得意の施術です。というわけで、ダーマペン+ピーリングとどちらが優れているか、また、ピーリングの種類についてはマッサージピールとミラノリピールのボディ用とでどちらが効果が高いか、ダーマペンの針の深さによる効果の違いなどを比較しました。

施術翌日にはもう施術部位は乾いた状態で普通に生活ができます。翌日には既にざらっとした感じが無くなっており、つるっとした状態に改善していました。ピーリング剤による皮膚の皮剥けは予想より遅く始まり、施術後7日目ぐらいから始まり、約2週間かかって落ち着きました。これに関しては多少個人差があると思います。

写真は施術から12日目の状態です。ミラノリピールボディの方が皮剥けがまだ続いています。

フォトナのミラーピールでは浸出液が出ないので施術後のダウンタイムがダーマペン+ピーリングに比較して楽なのではないかと予想していました。でも、ダーマペン+ピーリングのダウンタイムが思いのほか軽く、フォトナのミラーピールのダウンタイムの軽さと比較して遜色ないことがわかりました。 効果に関しては、やはりフォトナのミラーピールが最も高く、一番「つるつるすべすべ」になりました。さすがフォトナ!と思ったのですが、欠点としては、レーザーを用いる上に医師施術であることから、どうしても費用が高くなってしまう点が挙げられます。ダーマペン+ピーリングでも高い効果が出ていること、繰り返す可能性がある施術であることを考えると、費用対効果の面からは、ダーマペン+ピーリングに軍配があがるのでは?と考えています。

ピーリングの種類に関しては、マッサージピールとの組み合わせでも十分に効果が出ましたが、ミラノリピールボディ用のほうがより皮剥けが強く起こり、つるっとなりましたが、皮剥けも長く続きました。ミラノリピール・ボディはお顔のピーリング剤より酸の濃度が高く設計されていまるため、より強い角質の剥離効果が期待できますので、毛孔苔癬には『ミラノリピールボディ用』を組み合わせようと思います。(皮剥けの期間を短くしたい場合にはマッサージピールとの組み合わせがお勧めです。)ダーマペン+マッサージピールの組み合わせ施術は『ヴェルヴェットスキン』というネーミングで有名で広く知られていますので、ダーマペン+ミラノリピールの組み合わせを勝手に『ミラノリピールボディ・ヴェルヴェットスキン』と呼ぶことにしました。ちょっと長いですが。

ミラノリピールについてはコチラ

マッサージピールについてはコチラ

毛孔苔癬の改善といっても、「見た目の毛穴」まで完全に消せるわけではありません。脱毛後でも、この「毛穴跡」を気にされる方は多いのですが、これを完全に消すよい方法について、私はまだ見つけられていません。ただし、肌触りは格段に良くなります。

また、毛孔苔癬に『フラクショナルレーザー』の照射を行っているクリニックもあります。当院で言えば、フォトナのエルビウムヤグレーザーのフラクショナル照射で同様の治療が可能ですが、まだその有効性に関しては試していません。ダーマペン+ピーリングやフォトナのミラーピール単独よりは高い効果が見込める可能性が高いと思いますが、これまで、顔にフラクショナルレーザーを使用してきた経験から、『施術中の痛み』と『施術後のケアの大変さ』と『施術料金』の点から、若年者に多い傾向のある毛孔苔癬の治療としては、あまりお勧めできないだろうと思いますので、みかこクリニックでは当面、施術の採用は検討しない予定です。

色々と説明が長くなりましたが、結論として、二の腕の毛孔苔癬の改善にはダーマペン+ミラノリピール・ボディがコスパ的にも効果的にもとってもお勧めです!

二の腕『ミラノリピールボディ・ヴェルヴェットスキン』料金

38,000円(税込41,800円)/1回 

クリーム麻酔代込

二の腕のぶつぶつでお悩みの方はぜひお試しください。