みかこクリニックに導入予定の機器紹介。
第六弾は、エレクトロポレーション『ケアシス』です。
エレクトロポレーションは、電気穿孔法(でんきせんこうほう、electroporation)とも言い、電気パルスで細胞膜に極小の孔をあけ、美容成分などの成分を肌の角質層に導入する手法です。通常、美容液などを肌に塗っても、角質層がバリアになり、肌の奥深くにまで成分を浸透させることはできません。しかし、エレクトロポレーションで電気パルスを与え、一時的に皮膚の細胞間に隙間を作ることで、その隙間から美容成分を深部に届けるのがエレクトロポレーションです。イオン導入や超音波導入より、より分子の大きな成分を導入することができるので、これまで導入が難しかったヒアルロン酸のような分子量が大きい成分も導入することが可能となりました。
みかこクリニックにこの機器を採用するかを検討する際に、しばらく前のことになりますが、母と姉にもモニターになって、ケアシスのデモンストレーションを受けました。デモの施術では、ヒアルロン酸成分を含む美容液を導入して頂きましたが、施術後の保湿力には驚きました。一緒に施術を受けた母と姉の感触もとても良かったので、このケアシスに決めました。
ケアシスの魅力は、単にエレクトロポレーションが可能というだけでなく、施術の温度調節が可能な機器であるという点です。温めることで皮膚の血流を改善した後に、温度を下げて皮膚の引き締めを行うことが可能です。
また、ピコシュアのフラクショナル治療など、施術後に赤みと火照りが出る施術の後にクールダウンの施術として組み合わせることで、ダウンタイムの軽減が図れるのではないかと期待しています。