木沢記念病院では、PRP治療を行っています。
PRPとは、Platelet-Rich Plasmaの略で、
日本語では多血小板血漿、つまり血小板が多く含まれる血漿成分
という意味になります。
その言葉通り、自分の血液を採取し、特別なスピッツと遠心分離器を用いて、血漿成分の多く含まれる血漿成分を分離し、その液体を注射することで、様々な若返り効果を期待する治療です。
この自己多血小板血漿注入療法は、国が定める『第3種再生医療』に該当しますので、木沢記念病院でも、国の定める手続きに則り、厚生労働大臣の認定を受けて治療を行っています。
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木沢記念病院では、血小板を分離するのに、マイセルというスピッツを採用しています。マイセルキットは、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)およびヨーロッパのCE(ヨーロッパ販売承認)を唯一取得した非常に安全性が高く高品質の製品です。また、血漿(PRP)の再注入についてもFDAおよびCEで認可されている唯一のキットです。
このマイセルキットを販売しているのがベリタスという会社で、当院担当の赤石さんには以前からお世話になっています。私がPRP療法というものにまだ懐疑的だった頃、赤石さんがご自分の顔でハーフサイドテストをされた結果を見せて頂いたことがありました。その結果を見て、「これはちゃんと結果が出る治療だ、取り入れなければ!」と思ったのです。
赤石さんに了承を得て、その時の画像を掲載させて頂きます。
注入した左サイド(向かって右)のシワが少ないのがわかります。
さらに画像解析ソフト(ベクトラ)で
顔面の凹凸を分かりやすく見てみると、、、、
さらに左右差がよくわかります。
PRPの注入を行った左半顔の老化が遅くなっていることがよく分かります。ちなみに、上記の変化は、7年間で10数回での変化だそうです。10数回!!と思われるかもしれませんが、7年で考えたら半年に1回程度ということになります。半年に1回の注入で老化が遅らせられるものなら!!と思いませんか?
ちょうど札幌の美容外科学会で、赤石さんに企業ブースでお会いしてお話ししたところ、当院でのやり方を再確認する目的で、木沢記念病院まで来ていただけることになりました。
次回はその時の様子をご紹介します。