前回、法令線へのボトックス注射の効果について記事を書きました。
その患者さんの笑った表情をした時の法令線への効果が今一つ物足りなかったので、後日、追加でボトックスを注射することにしました。
追加して効果をより追求したり修正したりすることを『タッチアップ』と言います。
まずは笑った顔。
初回のボトックス後はやや効果が物足りませんが、タッチアップ後ははっきりとした効果が出ています。
続いて、静止時のお顔です。
こちらもさらに改善しています。
患者さんによると、追加でボトックスを注射した後は、コップから水を飲むときに違和感を感じたそうです。最終的に効果には満足して頂きましたが、ボトックスは患者さんそれぞれに好みの効き方のレベルが異なりますので、まずは控えめに施術を行ってみて、物足りなければタッチアップで修正するのが安全だと思います。
法令線へのボトックスについて
【施術の概要】
ボトックス(アラガン社製)を、鼻翼付近に4~6か所注射。
効果の発現は注射から3~4日後。
効果の持続は約4か月。
【リスク・副作用】
注入部位の内出血、効きすぎた場合は違和感、上口唇の延長
【施術費用】
初診料: 円
ボトックス(8~12単位): 万円