フェイスラインの改善

今回はヒアルロン酸注入でとても若返られた患者様をご紹介します。特にフェイスラインがとても綺麗に整いました。

2回に分けて合計6本のヒアルロン酸を使用しました。下の写真の範囲に使用したのは、ボラックス1本、ボリューマ2.2本、ボリフト1本の合計4.2本です。また、口横の縦ジワの改善にエランセMを1本を注入しています。

注入前と2回目注入直後の状態をご覧ください。

注入前は頬の下垂によってフェイスラインに凹凸が見られていましたが、注入後は綺麗なラインになりました。

こういったフェイスラインの乱れは、フォトナのたるみ5D(たるみ5Dでの私自身の治療経過はコチラ)のような熱の力で組織を引き締めていく方法や、糸リフトで引き上げるという方法もあります。

熱の力で引き締める方法は、ダウンタイムもほとんどなく、注入や糸リフトに抵抗がある方でも受けやすいので、万人受けする施術だと思いますが、治療の回数は必要です。

糸のリフトの場合、糸の組み合わせによっては非常に大きな効果を出すことができますが、痛みや腫れなどのダウンタイムが1~2週間続きます。

ヒアルロン酸注入は比較的ダウンタイムが軽く即効性がある治療だと思います。しかし、血管の閉塞による組織の血流障害の合併症の可能性はありますので、リスクが無いわけではありません。

今回ご紹介した患者様の場合、『テスリフトはどうでしょうか?』というご相談を頂いたのですが、詳しくご希望を伺ってみると『小顔にはなりたくない、昔より顔のボリュームは減っている気がするのでボリュームは減らしたくない』というご希望がありました。テスリフトは脂肪の萎縮効果によりボリュームを減らす傾向があるため、ボリュームを足しつつ形を整えるヒアルロン酸注入をお選びいただくことになりました。

費用対効果やリスク、ダウンタイムについて十分にご理解いただいた上で治療方法をご提案し、最終的には患者様に方法を選んでいただいています。