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目の下のふくらみ(バギーアイ)治療

目の下のふくらみ(バギーアイ)治療とは?

ABOUT

目の下が膨らんでくる現象(バギーアイ)は、『眼窩隔膜』という組織が加齢によって緩んでくることで、内部の脂肪が前方に突出してくることで起こります。サーマニードルEVO『Orbital Septaモード』では、この緩んだ『眼窩隔膜』を高周波の熱で引き締めることによって、脂肪の突出を改善する方法です。この『Orbital Septaモード』には、『目が開きやすくなる』という嬉しい二次的な効果が出る可能性があります。

当院の治療方針

POLICY

  • 1か月間隔で2回の治療を行います

    1か月の間をあけて最低2回の治療を見込んで頂きます。重症な方は3回目の治療が必要となる場合があります。また、効果の維持のために半年から1年ごとに治療の継続が必要となります。

  • 医師施術

    院長が施術を行います

目の下のふくらみ(バギーアイ)治療の詳細

FEATURES

「目元のふくらみ」が気になる場合は、手術が最も早くて確実な改善方法だとお話ししているのですが、「手術はどうしても避けたい!」という患者様が一定数いらっしゃいます。そのような方々に対してご提案できる何かよい改善方法はないかとずっと模索してきました。

みかこクリニック開院当初の2019年から、目元のふくらみに対しては、非常に優れた複合レーザー機器Fotona(フォトナ)の『スムースアイリフト』を行ってきました。この施術は、まず眼球に金属製のコンタクトを挿入して眼球を保護した後、下眼瞼をめくって裏返し、瞼板と眼窩隔膜の境目にエルビウムヤグレーザーを照射し、蓄熱することで眼窩隔膜を熱の力で引き締め、目の下の膨らみを改善するという方法です。

改善が見られた患者様もいらっしゃったのですが、改善までに施術回数がかかることや、効果が出やすい方と出にくい方がいらっしゃることが短所ではありました。そこで、皮膚の表面からもアプローチして、この眼窩隔膜を引き締められないかということで、『シルファームⅩ』を深めに効かせて改善させる方法を試みてみました。3名の患者様がご協力くださり試したところ、3名様ともに改善が見られました。しかし、「色素沈着」が起きやすいこと、ダウンタイムが強いことが問題でした。これは、『シルファームⅩ』が「非絶縁針」であることが原因でした。「非絶縁針」とは、針の全長にわたって高周波が流れる仕組みになっているものです。針の全長にわたって高周波が流れるため、皮膚にも熱が伝わってしまい、ダウンタイムが強くなってしまうのです。

マイクロニードルで改善は可能だけれど、ダウンタイムが強くてお勧めできないので残念だと考えたいた頃、K.O.tech社から絶縁針を用いた『Orbital Septaモード』が発売されました。試してみると、ダウンタイムが非常に軽いのに、効果がしっかり出ることが分かりました。

サーマニードルEVO『Orbital Septaモード』の模式図

サーマニードルEVO『Orbital Septaモード』では、ゆるんだ『眼窩隔膜』を高周波の熱で引き締めることによって、脂肪の突出を改善する方法です。

この『Orbital Septaモード』には、脂肪の突出が改善するという主たる目的の他にも、嬉しい二次的な効果があります。

施術によって目が開きやすくなる可能性があるのです。

当院で、わかりやすい変化が出た患者様のお写真をご紹介します。

施術から9日目の状態ですが、目の下の膨らみが改善し、両側の上眼瞼が施術前に比較して開いていることが分かります。「下眼瞼に施術しているのに、なぜ上眼瞼にも良い影響が出るのか?」と不思議に思われる方も多いと思います。この方法を考案された匂坂先生がセミナーでお話されてた「上眼瞼が開きやすくなる機序」をご紹介します。(医師の方で興味がある方は、カスタマイズ研究会の2026年5月19日の匂坂先生のセミナー動画をご覧ください。 根拠となる研究や論文も詳しく紹介されています。)

内容を簡潔にまとめると

①ミュラー筋を介した作用

上瞼は眼瞼挙筋とミュラー筋が協調して引き上げています。ミュラー筋は上眼瞼にも下眼瞼にも存在し、連動しています。サーマニードルで眼窩隔膜の収縮が起きると、間接的にミュラー筋にも作用がおよび、その刺激が上眼瞼に伝わり、開きやすくなる。

②connective tissue septa を介した作用

眼球の周りは眼窩脂肪が取り囲んでいますが、その脂肪の中には線維性の成分(connective tissue septa)が含まれています。この、網目状に眼球を取り囲む繊維成分の下側が熱により収縮することで、その収縮の影響が上眼瞼にも伝わり、全体として収縮することで瞼が引きあがる。

以上の二つの機序で上眼瞼が開きやすくなっているというのが匂坂先生のお考えです。特に①の作用は、少し前に話題になった、眼瞼下垂を改善させる点眼薬『アップニーク』を点眼した状態を、マシンの施術で再現していると言ってよいのではないかと思います。

また、眼窩脂肪内に挙筋腱膜の断端が付着している方では、施術による繊維成分の収縮によって、その部分が引き込まれ、一時的に上眼瞼の『くぼみ目(SunkenEye)』が起きる場合がありますが、時間経過と共に改善していきます。

形成外科医向けの内容ですが…、

下眼瞼には、内半症手術や外反症手術の際に瞼板に縫合固定して症状改善を図る、CPF(Capsulopalpebral fascia)という膜組織があります。2024年に信州大学名誉教授の松尾先生が、このCPFを瞼板に縫合固定することが開瞼失効の治療になるという論文を発表されています(恥ずかしながら、この論文が出ていることを私は知りませんでした)。サーマニードルEVOの『Orbital Septaモード』では、このCPFにも熱が伝わります。その熱作用によって、CPFを瞼板に固定した状態に近づけることで、開瞼失効の改善ができたという動画を先日、大阪のセミナーで匂坂先生から見せていただきました。手術でないと治せないという概念が覆る驚きの瞬間でした。形成外科医の方はぜひカスタマイズ治療研究会の匂坂先生のセミナー動画をご覧になることをお勧めしたいと思います(開瞼失効が改善した動画は含まれていません)。

現在のところは、『Orbital Septaモード(オービタルセプタモード)』は、あくまで『下眼瞼の膨らみ』の治療法であって、『眼瞼下垂の』治療法としてご提供はしていません。ですが、まだまだ、いろいろな可能性を秘めているとても興味深い新しい治療法だと思います。どのような方で効果が出やすいのか、または出にくいかなど、「バギーアイ」の改善だけでなく、「上眼瞼の改善」に関しても、得られた知見を匂坂先生にフィードバックしたいと考えています。

 

 

リスク・副作用・ダウンタイム

  • 稀に体質やご体調によっては熱傷や湿疹・膨疹が生じる場合があります。
  • 照射後、数日~1週間程度は赤みが出現する場合がありますがメイクで隠せます。また下眼瞼の皮膚が薄い方や治療のために高い熱を発生させた場合は、施術後に小さな痂皮が1週間程度付着し、その後も数か月間赤みがつづく場合があります。患者さまが許容できるダウンタイムによって照射するRFの強さを変更しますので、ご相談しながら治療を進めさせていただきます。
  • 腫れぼったい感じか3日程度生じることがあります。また、痛みには個人差がございます。
  • 本治療では眼窩隔膜や眼輪筋を充分に引き締めるため、しっかりと熱を発生させる必要があります。そのため皮膚に発赤が生じ、炎症後色素沈着が生じるリスクがあります。その対策・予防として本治療中は美白剤等を使用することを推奨しています。

注意事項

  • メイクやスキンケアは翌朝より可能です。それまではスキンケアやメイクはお控えください。
  • 洗顔と体のシャワーは6時間後から可能です。
  • 治療当日は、入浴・サウナ・飲酒・激しい運動はお控えください。
  • 翌朝からは、赤みのある間は厳重な紫外線対策、(日焼け止めの使用)を行って下さい。
  • 治療後に上眼瞼部の陥凹(サンケンアイ)が増強されることがありますが、時間経過とともに改善されることがほとんどです。改善されない場合は眼瞼下垂症の手術適応がある可能性がありますので、1~2カ低度は経過観察を行い、治療方針を決定して参ります。
  • 治療部位にヒアルロン酸注入をされている場合、注入時期に関わらず残っているヒアルロン酸は溶けて吸収され易くなります。注入されている場合は施術時期など含めご申告・ご相談ください。
  • 照射時は金属類をすべてお外しいただきます。お外し頂けない場合は医師にご相談ください。
    (お化粧品の金属にも反応しますので、アイメイク含め照射部位以外も全てメイクオフしていただきます。)

料金

PRICE

サーマニードルEVO『Orbital Septaモード』

Orbital Septaモード

導入記念価格 1回 ¥49,500

※麻酔、薬剤、チップ代込み
※価格は今後変更になる可能性があります。
※価格はすべて税込です

監修医師

DOCTOR

院長 髙木 美香子

形成外科専門医
形成外科医 / 美容外科医 / 美容皮膚科医

Instagramアイコン 髙木院長アカウント

形成外科専門医として20年余り美容医療に携わる中で、私が最も大切にしているのは患者様との『信頼』です。当院では確かな技術で結果を追求しますが、美容医療は「一度施術をすればすべて完了」という魔法ではありません。本当にご納得いただけるゴールを目指すには、術後の過ごし方や日々のケアの積み重ねが不可欠です。だからこそ、みかこクリニックは「施術をして終わり」ではなく、その先のアフターフォローまでしっかり責任を持ちたいと考えています。不安なことは何でもご相談ください。理想の姿へ向けて、じっくりと歩みを共にしていきましょう。

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