近年、ヒアルロン酸やアミノ酸製剤などの注射により、肌そのものを若返らせる治療が広がっています。肌を育てるという概念で「肌育」といキャッチコピーが浸透しています。

みかこクリニックでも、肌を若返らせる治療として「バイオリモデリング製剤」と呼ばれる『プロファイロ』での治療を開始していて、これまで多くの患者様に受けていただき、大変好評です。プロファイロの効果が大きいので、「肌育」目的の製剤の取り扱いはプロファイロだけで十分かと思っていましたが、患者様からのご要望が多い『スネコス』も取り寄せて採用するかを検討していました。

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『スネコス』について、メーカーの方から頂いた資料を参考にご紹介しておきます。

スネコスは、皮内注入することによりコラーゲンとエラスチンの再合成を誘発し、若々しい肌を取り戻す治療です。コラーゲンとエラスチンは日光暴露や加齢などにより失われ、皮膚の老化に関連することが報告されています。スネコスには６種のアミノ酸と非架橋ヒアルロン酸が使用されており、時間の経過と共に代謝されながら、自己のコラーゲンとエラスチンの再合成を促します。

スネコスはCEマーククラスⅢ(欧州安全基準適合の承認)を取得し、様々な試験により有効性と安全性が証明されており、EUにおいて医療機器としての認可を受けている製剤です。

また、架橋剤等の化学物質を含まないため、皮膚内での蓄積の心配がなく長期的な有害事象の危険性が低いとされています。シンプルな組成の製剤で副作用が非常に少ないことが海外の臨床試験によって報告されています。

すでに、数名のモニター患者様とご希望のあった患者様にスネコスの施術を行っているのですが、経過がとても良いので、プロファイロに加えて、このスネコスについても、クリニックの施術メニューとして正式に導入することにしました。

『プロファイロ』と『スネコス』の使い分けですが、次のように考えています。

・『プロファイロ』

⇒ お顔の肌全体の治療がしたい方、お顔全体の若返りを望んでいる方。頻繁に通院できない方。

・『スネコス』

⇒ 目の周り、口の周りなど、ピンポイントで改善したい部位がある方。１～２週に１回の通院が可能な方。

ただ、何名かの患者様に実際にスネコスを受けていただいて分かったのですが、50代以上の患者様で、皮膚の老化がある程度進んでいる方の場合、スネコスだけで肌の質感の改善を実感するには、1クールでは難しいと思います。50代以上の患者様には『プロファイロ』をまずお勧めしたいです。スネコスは30代・40代の方のシワの予防、皮膚の老化予防という点では、自分への投資として行う意味はありそうです。そのあたりの限界もよく説明させていただきますので、選択肢の一つとしてスネコスも考えていただければと思います。

スネコックスについて

スネコスにボトックスを混ぜて注入する方法は『スネコックス』と呼ばれ、最近人気が出てきています。スネコス単体での施術は年齢によってはお勧めできないのですが、ボトックスを混ぜて注入する『スネコックス』の場合には、満足度が高いと感じています。例えば、額や首の施術がよい例です。ボトックス単体でも効果は見込めますが、ボトックス単体ではシワを一時的に止めているだけで、肌そのものは若返っていません。スネコスを同時に注入すれば、ボトックスの効果が見込めるだけでなく、肌の若返りも同時に行うことが可能です。

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『スネコス２００』 施術料金

１回  40,000円（税込44,000円）

　

※料金は１バイアル単位です

※麻酔代別

※プロファイロと同時施術の場合は、プロファイロの料金＋35,000円（税込38,500円）

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スネコックス（ボトックスの混注）

スネコス１V　+　10単位（10,000円）　→　50,000円（税込55,000円）→額のみの場合

スネコス１V　+　20単位（15,000円）　→　55,000円（税込60,500円）→両頬のみの場合

スネコス１V　+　30単位（20,000円）　→　60,000円（税込66,000円）

スネコス１V　+　40単位（30,000円）　→　70,000円（税込77,000円）

スネコス１V　+　50単位　40,000円　　→　80,000円（税込88,000円）→首全体または顔全体の場合