ジュべルック

肌を若返らせる「コラーゲンブースター」である注入剤『ジュべルック』の取り扱いを開始しました。

『ジュべルック』は、「PLA(ポリ乳酸)」の一種です。

PLA(ポリ乳酸)には次のような特徴があります

1.乳酸を重合して得られる高分子物質 

2. 生態適合性に優れ、米国FDAで人体への使用が承認された物質 

3.  注入後1~2年で水と二酸化炭素に分解される

4. 手術用縫合糸、整形外科用移植材料、血管移植材料として使用されている

本製剤を皮内に注入することで異物反応によりコラーゲン・エラスチンを新生させ、主に以下のような効果が期待されます。

①  真皮の浅い部分のコラーゲン・エラスチンを新生し、皮膚のハリ・ツヤ・キメを改善

②  肌の引締め、クスミ・赤みの改善

③  皮膚質感の改善、小じわの解消など

④  ニキビ痕・毛穴の修復

⑤  傷跡の修復

⑥  肌新生・肌再生

PLA(ポリ乳酸)には化学構造が異なる複数のタイプがあり、PLLA(ポリL乳酸)とPDLLA(ポリDL乳酸)があります。『ジュべルック』や皮内用の『マック―ム』がPDLLAで、『スカルプトラ』や『ニューフィル』などがPLLAです。

PDLLA(ジュべルック)がPLLA(スカルプトラ)に比較して優れている点は、副作用が少ないことです。具体的には、しこりになりにくいことが挙げられます(持続期間の長さとコラーゲン生成作用はPLLAの方が強いようです)。海外では顔、デコルテ、ボディにスカルプトラ(他にはレデイエッセ)が多用されているようですが、加齢がかなり進行した皮膚の状態ならば、多少のしこりなどは問題にならない(気が付かない)ことが多く、効果が高い事の方が重要視されるのが理由ではないかと推測しています。一方、副作用やダウンタイム、小さなしこりなどを気にする傾向がある日本人の場合には、効果がややマイルドになっても、ジュべルックの方が受け入れられやすいのではないかと思います。

コラーゲンブースターには、液状PCL製剤の『ゴウリ』もありますが、副作用の少なさでは『ジュべルック』が受けやすいかもしれません。ゴウリに関してはまだ採用を迷っているのに、ジュべルックではさっさと採用を決めた理由ですが、副作用の報告がほぼ無いこと、費用的にお勧めしやすい価格設定にできること、PDLLAである『マック―ム』で既に効果の高さは実証されていることが理由です。

ちなみに、『マック―ム』は皮内用で、注入用ではありません。皮内用とは『ダーマペン』などに使用する製剤であるということです。現在、『マック―ム』は『ポテンツァ』と併用されることが多いようですが、韓国ではその『ポテンツァ』でも『ジュべルック』を使用することが主流になりつつあるそうです。『ポテンツァ』では、高周波を流すために刺した針孔に圧をかけて、圧の作用で薬液を針穴に押し込んでいます。その点、手打ちまたは水光注射でしっかりと皮内に薬液を注入する方がより高い効果が見込めることは言うまでもありません。

みかこクリニックでは、ジュべルックに非架橋のヒアルロン酸を混注して、注入を行います。医師による手打ちまたは看護師施術による水光注射での注入がお選び頂けます。1回の薬液量で全顔または首全体の注入が可能です。もちろん、気になる個所に集中的に使用してもよいと思います。ぜひご相談くださいませ。

『ジュべルック』料金

施術可能範囲:全顔または首全体 

医師による手打ち

シングル:50,000円(税込55,000円) 

※PDLLA量10.625mg、溶解後PDLLA薬液量2cc、調剤(非架橋ヒアルロン酸混注)後薬液量3cc

ダブル:65,000円(税込71,500円)

※PDLLA量21.25mg、溶解後PDLLA薬液量4cc、調剤(非架橋ヒアルロン酸混注)後薬液量6cc

※クリーム麻酔代別

水光注射(HYCOOX) 看護師施術

1回料金:36,000円(税込39,600) 

初回お試し料金(10%OFF)32,400円(税込35,640円)

3回料金(20%OFF):86,400円(税込95,040円)

※PDLLA量10.625mg、溶解後PDLLA薬液量2cc、調剤(非架橋ヒアルロン酸混注)後薬液量3cc

※クリーム麻酔代込